私が文章を書くのにやたら時間がかかる理由
私は昔から文章を書くことを苦手としている。小学生の時の読書感想文は、いかに無駄な情報を増やして文字数を確保するかだけを考えて書いた。大学生になってもそれは変わらず、授業のレポート等もいかにそれらしきことを書いてやりすごしていた。そのツケで、しっかりとした内容がある、論理構成が整った文を書くのにとても苦労している。それゆえ、論文執筆や資料作成にはとても時間がかかった。時間をかけてもなお、出来上がりの質は良いとは言えなかった。このブログもいい例だろう。そこで、その原因を明確にする。
まず、なぜ私は良い文が書けないか理由を挙げる。
- 書く内容の大枠を定めないまま思いつきで書いている
- 表現力およびボキャブラリーの不足
1.が主要な原因である。文章を書く際に思考が整っておらず、書く文章のそれぞれに論理関係が無い。つまり、文章で伝えたい本題や結論が文中に分散しており、論理の流れがはっきりとしなくなる。こういった文章を読んだ人は、文章が何を伝えたいか、どんな原因があり、それがどんな結論に至るかという流れを掴むのに苦労する。
2.は、文章に不自然な印象を埋め込む原因となる。これは、文書を読み書きした経験の不足に起因する。
次に、なぜ文章を書くのに時間がかかるか理由を考察する。これは、前述の良い文章が書けない理由と直結している。
- 書く内容の大枠を定めないまま思いつきで書いている
書く内容の大枠を把握せず、思いつきで文を書くという作業は極めて非効率であり、時間を浪費する。なぜなら、新しく文を追加するたびに今まで書いた文を見返し、文書の全体像の整合性を確認しなければならないからだ。
- 表現力およびボキャブラリーの不足
表現力およびボキャブラリーが不足していると、文の適切な表現を選択しようとする際に候補を調査してから選択する必要がある。
